

第199回 メ ~火と煙~
チベットの薫香サン 信州の山深き里、野倉(のぐら)。ここに店舗を建てるために30本近い杉の木を伐採したのは晩秋の11月3日のこと。丸木を柱にするために製材所に運び込むと、副産物のごとく大量の杉枝がピラミッドのように残され […]
チベットの薫香サン 信州の山深き里、野倉(のぐら)。ここに店舗を建てるために30本近い杉の木を伐採したのは晩秋の11月3日のこと。丸木を柱にするために製材所に運び込むと、副産物のごとく大量の杉枝がピラミッドのように残され […]
竹藪伐採 店舗建設中の敷地内の竹やぶをノコギリで伐採した。発生した500本近い竹は、知人が所有する機械を用いて竹チップにし、土壌改良剤として畑に撒くことにしたので一件落着。しかし、厄介なのは竹の葉っぱである。安易に燃やす […]
チベットは、冬もいいけど、夏だっていいんです! 青い空に映える8月のポタラ宮 最近、「チベットは冬がすばらしい」、「チベットらしい季節だ」と冬の魅力があまりにも強調されすぎて、「やっぱりチベットに行くなら冬だよね」と頭に […]
薬剤師とチベット医、チベット医と薬剤師。どちらの肩書きを先に記すかは、いつも悩まされる。本エッセーの読者からすると、当然、チベット医を重要視されるだろうが、意外と僕は薬剤師にも同じほどに誇りをもっている。なにしろ、チベッ […]
文・写真●川上 哲朗(東京本社) ラサから見て南の方角、広くブータン国境までのエリアをチベット語でロカ、中国語では山南地区と呼ばれています。この記事では山南地区の首府である「ツェタン」をベースとし、サムイエ寺・ヘポリの丘 […]
スーパーサイエンス スポーツや音楽と同じように、薬草をとおして国際理解を深めたい。そんな目的を掲げ、スーパーサイエンスハイスクール(注1)において薬学の授業を4日間受けもった。舞台は奈良女子大学付属高校。学生は日本、台湾 […]
1959年以前のラサ・メンツィカン メンツィカン(チベット医学暦法大学)が今年で100周年(ロコル・ギャ)を迎える。ラサとインドの両方では100周年記念の行事が盛大に開催され、アムチの端くれである僕のもとにも招待状が届い […]
巨大なタンカと殺到する人々(2012年) 「チベット最大規模」とも言われるラサのショトゥン祭は毎年8月から9月にかけて、ラサの三大僧院のひとつデプン寺とセラ寺、そして「ダライ・ラマの夏の離宮」ノルブリンカを中心に行われま […]
2015年1月8日の15時の時報とともに、早稲田大学内の修士論文受付の厚い扉は、冷酷なまでに閉じられる。そこには一切の例外も情状酌量の余地も存在しない。ほんのわずか数分、到着が間に合わず受付部屋の前で泣き崩れ、または、呆 […]
建設予定地と木材 信州、上田の森の奥深く、30件にも満たない小さな集落に土地を購入した。ここに小さな「くすりとハーブ店」を建設する予定だ。市街地に引っ越し、もう管理ができないので土地を手放したいというAさんと、森のなかに […]
青空に映えるラサのポタラ宮 既にGWツアーの予約も続々と入ってきていますが、今回の新企画では短期コースも多数設定しています。今までは、「折角行くのだから出来るだけゆったりじっくり楽しんで欲しい(私自身も楽しみたい)」とい […]
バルコルからのポタラ宮 気温は15度を越えて暑いくらい! コース名:ラサでミニ巡礼と年越し6日間 2015年12月29日~2016年1月3日 文●中村 昌文 汗ばむほど「暑い」ラサの冬 普通、「冬のチベット」というと「 […]