添乗ツアー名 ●北インドの「リトルチベット」 スピティ、キナウルの谷に秘仏を訪ねる9日間
2022年4月29日(土)~5月7日(日)
文・写真 ● 中村昌文(東京本社)
スピティを代表する名刹キーゴンパ。
2019年に下見をして、2020年のGWに催行するはずだった「幻の」ツアーが3年ぶりに催行となりました!
チベット文化圏でも指折りの「秘仏」の眠る、北インド・スピティの谷。雄大で美しい景観と、穏やかな人々、貴重な仏像や壁画が、我々を迎えてくれました!
ツアー2日目 デリー →シムラ →カルパ
今日は早朝のフライト(デリー~シムラ)に加えて山を越え、谷を渡って、岸壁をくり抜いたような道も走り約12時間のドライブ。キンノールカイラスの麓カルパまで移動です。乗っている我々も疲れましたが、ドライバーさんはもっとお疲れですね。ご苦労様です。
山を埋め尽くす白い絨毯はリンゴを雹から守る保護ネット。心配していたお天気も、なんとか大丈夫です。
ツアー3日目 カルパ→タボ
ようやくスピティに着きました!
午前中、レコンペオで許可証を申請。午後は再びサトレジ川を遡ります。
スピティ川との合流点からは遥かチベットを仰ぎみます。そして、今度はスピティ川を遡ってスピティ渓谷へ。
途中キナウルの仏教徒の村ナコに立ち寄りようやくスピティ谷のタボに到着。
長い道中はスピティの雄大な風景とそこここに咲くりんごの花に癒されました。
明日からはいよいよ秘仏とご対面です。
ツアー4日目 タボ→ダンカール、ラルン→タボ
本日もお天気に恵まれて快調に楽しんでおります。
ご縁があってタボゴンパの偉いお坊さんと謁見。岩山のようなダンカールゴンパの後は秘仏の眠るラルンゴンパで美しい立体曼荼羅見学。
景色も雄大で距離感が狂いっぱなしです!
観光客はインド人ばかりで外国人に全く会いませんでした。
コロナ期間中インド人観光客しかこなかったため、レストランではインド料理ばかりで、惜しいのですがちょっと飽きてしまいます。
(※お酒も飲めません)
天気予報ではものすごく寒いという情報でしたが、天候が回復し、全く寒くありません。
ツアー5日目 タボ→ピン渓谷→キーゴンパ→タボ
今日もお天気に恵まれてスピティ最後の日を楽しみました。ここまで誰も体調を崩すこともなく皆さん元気です。
今日はタボの村散策、ピン渓谷に残るニンマ派の古刹クングリゴンパ、そしてスピティ最大の僧院キーゴンパ。
とにかく移動が長くて疲れますが、どこに行ってもお坊さんたちに「お茶飲んでいきな〜」と気軽に誘われるのが嬉しいです。
明日は再びカルパを目指してドライブです。スピティに後髪引かれます…。
ツアー6日目 タボ→ギウ→ナコ→カルパ
帰路、中国との国境の村ギウに立ち寄り即身仏となった僧侶のミイラとご対面。あと10数キロで山の向こうはチベットです。
再び山道を登り、チベット仏教を信仰するキナウリの村ナコへ。緑色の帽子が目印です。
再びサトレジ川に合流した後は、一気にカルパまで降ります。
好天に恵まれキンノールカイラスの山々がお出迎え。最後までラッキーが続きます。
ツアー7日目 カルパ→ランプール→シムラー
カルパでキンノールの山々に別れを告げ、サトレジ川を下り、ランプールで美味しいインド料理のランチ。
そして、夜には無事にシムラー到着です。お疲れさまでした。
※翌日はシムラからデリー経由で、無事帰国の途につきました。
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